S様邸では、

息子さん達も独立し、愛着のあるわ が家を夫婦二人の居心地の良い生活空間に変 えるべく、1階の配置を全て変えたリノベーションを行いました。キッチンにいても和室に いても会話が出来る間取りは、夫婦二人のと きだけでなく、お孫さんが遊びにきた時る想 定して作られています。 「孫が遊びに来た時も話をしながら料理でき るし、通路に十分なスペースをとっているのでお 嫁さんと一緒にキッチンに立てるんですよ」と 奥様。

リノベーション前は、

朝日が入らずリビングから 背を向けた状態で料理をしていたそうです。 「家を建てる時から、対面型にしたかったが、 当時は金銭的にも諦めたんです」アイランド 型キッチンは奥様の描いていた理想のかたち。 キッチンスペースに以前から愛用していた丸テ ーブルを置き、朝日をたっぷり浴びながら毎日 朝食をとるこのスペースはお二人のお気に入り の空間になりました。

リノベーションやリフォームでは、

専門的な知識や高い技術力 が必要ですが、なにより大切なことはお客様 との信頼関係と考えております。スマイルでは打合せに時間をかけ、お客様が気 付いていない細かい部分や言葉だけでは表現 しきれない理想の空間を理解するまで何度も 話し合いを重ねていきます。その中から出来 る範囲の計画を立て、新しい間取りや使い勝 手の良いキッチンを提案していきます。

最初の図面からはだいぶ変わったそうで す

「とにかく議論したよね。市販の収納 BOXがぴったり収まるように、尺じゃなくてセ ンチ単位で要望したりもしたね」とご主人。工 事中の画像を見ながらリフォーム時の思い出 を教えて下さいました。ご主人のアイデアが生 かされた3枚扉の床から天井まで使った壁面 収納やウォークインクローゼットは規定外のオ リジナルサイズで無駄なスペースがなく収納力 の良さに大変満足されているそうです。「スマ イルさんは、デザインはもちろんだ けど、目に見えない耐震、防寒のことも考えな がら要望を取り入れてくれたよ。こちらのこ だわりを通してもらったことで年数が経ってる やっぱりよかったなあと思えるよ」

寝ている時のすきま風と窓からの冷気が悩 み

だったそうで、サッシはペアガラス、電動シャッ ターも取り入れました。外気が熱くても寒く ても家の中から閉めることが出来るため部屋 の温度が変わらないのです。冬場はせっかく暖 めた温度を逃がす事がありません。今では1 階部分は小さな石油ストーブ1台のみ使用。「 リノベーション前と寒さは全く違うよ。一番寒いと きで5度は違ったょ」とご主人。

無線が趣味のご主人

ご主人のスペースもキッチンに立 つ奥様と会話が出来るよう配置。ケーブルやコ ードがきれいに収まるよう、壁に穴を開けケ ーブル類が部屋からは見えないくすっきりし た印象に見えるようにしました。 畳のスペースは、床から高さがあるので、ゴロゴ ロしてもホコリが気になりません。「孫がお昼 寝していても視界に入るので安心です」と奥 様。ダイニングテーブルと目線が同じなので家 族みんなが集まったときも全員と会話が楽し めます。

朝日をたっぷり浴びながら 毎日朝食をとるこのスペースは お二人のお気に入りの空間となりました。

「工事後も何かあれば相談させてもら ってます」

とご主人。「キッチンに食品庫を作れ ばよかったな」と奥様。より居心地よく快適に したいという想いに完成はないのですね。住ま いづくりは建てたら終わりではありません。し っかりとしたアフターフォローとメンテナンスが あってこそ本当の居心地の良い家が生まれる のです。