毎日お客様や業者さんとの最初の挨拶は暑いね!があたり前になってきました。

熱中症対策してますか?

事務所のエアコンも付けっ放しにしてあるので埃とかのフィルターのお掃除と中のカビなどの掃除も行いました。

エアコンはありがたいですね!

そのエアコンも2階の部屋はとっても暑くて効きが悪いなんて声も聞きます。

2階の部屋の上は屋根です。

本来は部屋の天井上に断熱材を入れるのが普通ですが、入っていない家もまだまだ数多くあります。

この暑さで何も無ければ熱中症になりやすくなります。

今回は屋根から雨漏れがあり、屋根の吹き替えをして、そのあとに2階の天井の雨漏れのシミを綺麗にするリフォームをしております。

その際に和室の天井を壊すので、天井裏に断熱材を入れ込むことを提案。

 

するとご主人から2階はかなり暑いんだよね。夏場は眠れないとのこと。

天井裏に15,5センチ厚の断熱材を敷き込みました。

そして屋根の葺き替えの際には、2階の天井裏の熱気を逃がす為の換気棟というものを取り付けました。

小屋裏の熱気を屋根の一番高いところで抜けてゆくことで天井裏の暑さを干渉しつつ、室内には断熱材が熱を伝えにくくする仕組みになっています。

 

今の新築では当たり前になっていますが、20年以上前の住宅では厚みが少なかったり入っていなかったりと色々あるので、あまり暑い時には2階の天井裏の確認をしていただきたいと思います。

大抵和室の押入れの天袋のところの天井板が点検口、代わりになっているので覗くことができます。

 

雨漏れがある場合には雨漏れを直してからでないと、断熱材が水分を吸ってしまいますので注意が必要です。

2階が暑いとお感じの方はお気軽にお問い合わせください。

また天井の断熱材も必要ですが窓からも暑さ寒さの影響があります。

内窓を取り付けることにより熱の伝わりが少なくなるので、さらに効果は増します。

とにかくせっかくあるエアコンの効き目をよくする為にはリフォームでできることがあります。

それよりももっと涼しくなることを期待します。(^^;;

井上 廣一