今年は暖冬で温かい日が続いていますね。

寒くなると、毎年ブログの記事で

断熱性の一番の要因は窓なのですと

話をしています。

今の新築などは省エネ等級4

基準に建てられているものが多くなっています。

この省エネ等級というのは住宅の

窓や外壁の断熱材の厚み、

質などを数値化して、

窓の開口部や、外壁の厚みなどを

計算して地域ごとに決まった

数値をクリアするようになっています。

今の新築ではそのような設計を

していますが、今までの住宅では

そのような基準がなかったので、

家の中での寒さを暖房機やエアコン

などでなかなか賄えることができず、

住宅の中でのヒートショックが交通事故の

4倍近くなっています。

木造の住宅の場合、

アルミサッシからの暑さ寒さが

40パーセントから60パーセントと

住宅の断熱性能に影響を与えています。

アルミの素材はフライパンなど早く

熱が伝わるための素材としては

良いのですが、窓に使われていると

冬の寒い温度がそのまま伝わってきます。

そこで、窓からの熱の伝わり方を

断ち切るために、内窓を取り付ける

ことである程度体感が変わることがあります。

既存の窓を変えずに内側に同じ

大きさに作った樹脂でできた

サッシを取り付けることで

熱の伝わりをさえぎることができます。

樹脂とアルミでは熱の

伝わり方が1000倍違います。

温度が伝わりにくければ、

結露なども防ぐことができます。

そんな意味もあり、

今回は和室の障子のスペースに

内窓を取り付けた工事をさせていただきました。

場所は腰窓の西側の窓で西日が厳しく

道路沿いなので、道行く方の視線も

気になったりするので、

障子を取り外し、障子っぽいガラスにして、

見かけは和室のままで性能を向上させることができました。

かなり広がってきたリフォーム商材でもあります。

リクシルでは本木さんが

お風呂の内窓の宣伝などやっていますよね。

裸になるお風呂や、

脱衣所などは内窓は

テキメンですので、気になる方はご検討ください。

取り付け腰窓だと1時間ほどで取り付けできます。

冬では暖房の効きが良くなり、

夏はエアコンの冷房の効きが

断然違いますので、コロナで

部屋の中に入る機会が増えるので、

内窓取り付けると費用対効果が

とっても良いリフォーム商材です。

井上 廣一

 

 

 

 

 

 

障子の上場の隙間を材木で埋めて、その上に枠を取り付けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

障子をとった状態

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は内窓でもペアガラスになっていて、ガラスとガラスの間に格子が入って入るタイプです。

H1350ミリですがものすごく重いです。

西日を遮って快適和室の感想を期待しています!

完成