3月だというのにとっても暖かい日が続いていましたが18日は雨。

久しぶりに肌寒くなりました。

桜の開花は止められないかもしれませんが少しでも遅れてくれて入学式に間に合ってもらいたいですね。

18日は午前中が家づくり講座で午後から映画上映会とバタバタな1日でした。(^^;;

講座の方はリフォームで外まわりの外壁や屋根などのお手入れの件での参加の方でした。

20年後に良かったと思える工事の中でも屋根などは、1回手を入れたら、何度も手を入れなくても良い工事があったらいいと思いませんか?

毎年温暖化と異常気象で台風など風速50m/sくらいの強風が吹いたり家を守る、屋根は大切なんです。

屋根の場合カラーベストが圧倒的に多いかと思いますが、塗装をしても10年以上塗膜を保持することは難しいので、

古くなったカラーベスト軒先に苔がついて塗膜が剥がれている状態

 

外壁と共に塗り替えるとなると10年ごとに塗装になります。

20年ほど前にカラーベストをガルバリウム鋼板という金属の屋根に葺き替えたお客様のところで点検等しましたが、棟の補修っくらいで屋根自体は色こそ、褪せてしまいましたが、昨日は全く問題なく、早くからおススメして良かっとお客様から言われました。

ガルバリウム鋼板が全てとは言いませんが、屋根が軽くなり、長持ちして現在では屋根の頂点の部分は貫板ではなく樹脂のランバーコアというものを使うことで釘やビスが抜けることもなく安心できる屋根になります。

シーガードのサンプル コーキングに見えるのが本体を接着するボンド 標準施工により接着がとても強く長持ち
スマイル施工物件上部から施工するため色が違います。下の部分で軽微なひび割れはコーキング等で処理をして水洗いをして十分に乾かしてから施行します。

もう一つはさほど痛みが少なく、カラーベストがひどい割れなどがなく15年以前の屋根の場合は既存の屋根を剥がすことなく同じガルバリウム後半の金属を一枚一枚差し込み専用のボンドで貼り付けるシーガードという商品があります。

これは雨漏れのない状態での施行が必要です。

また太陽光が乗っている屋根に対して、太陽光を下さなくても屋根を守れるというのがあります。

なので太陽光を外してからでもその部分の施工ができるため安心です。

本体が薄いために太陽光パネのがある屋根でも施工が可能

屋根に関しては重さも耐震に関して重要な要素にもなります。

アイジー様資料より 屋根材の重さの比較

瓦の場合は重いので下ろすだけでも、耐震化になります。

 

ただ、棟の板金等はした時からエコランバーに交換することで、さらに長持ちします。

木造在来で屋根の施行の場合換気棟というものがあります。

 

頂上の黒い部分が樹脂で隠れてしまうところ。高耐久なので釘抜けなどが少なく安心

意外と知られていませんが、新築などは建築基準法で取り付けられていますが、20年以上前の住宅ではついていない住宅が多いです。

冬の時、屋根は暖かい空気が溜まり屋根と外気の温度差で結露が発生します。

そうすると、屋根を止めている野地板の木材が腐食し、カラーベストの上に乗ると下地が凹み屋根材tが割れて雨漏れの原因にないrます。

こういった事例が多かったために現在では小屋断熱仕様の住宅の場合は換気棟がついています。

 

しかし法律的に換気量が屋根の大きさにより決まっていますが、その数値では小屋裏の換気が追いつかないのではないかと言われています。

ですので、換気棟に関しては基準よりも多めに取り付けることも、おすすめをしています。

さほど工事費等は材料の分が増える程度なので有効だと思います。

外壁のメンテナンスの件ですが、これが仕様がたくさんあるので一概に何がいいかというのは難しいのですが、

大きく分けると、モルタル外壁、サイディング柱直張り、サイディング通気層工法、ハウスメーカーの規格によるパネル式などあります。

モルタルの場合は30年以上前の住宅ですと木材の含水率などが、高く水分が立てた当初は高くて段々と乾燥してくると外壁はモルタルで硬くなり木材は縮んで、歪みが出てひび割れにつながります。

その為にひび割れから水が入って内部のラス網といいう鉄の網が錆びて壁が剥がれてくるのを止めるために、ひび割れを補修して屠蘇王をすることで、外壁を守る方法が外壁塗装です。

なので立ててから10年くらい経つと材木の水分も減ってきますので落ち着いた時に塗装をすることが、進められます。

モルタルに限りませんが、東西南北で外壁の痛みが違います。

東南西面は陽射しによる外壁の塗膜が劣化して手で触ると白くつくチョーキング現象になると塗装の時期と言われています。

北めんは日が当たる時間が少ないので、苔や、カビがつきやすくなります。

北側に関しては土地の土の部分を防草シートや砂利などで覆うことで湿気が少なくなるので苔やカビを多少抑えることができます。

モルタルのメンテナンスに関してはひび割れ等をがあれば早めのお手入れが必要ですので、コーキング処理等で塗装をすることができます。

そのほかのお手入れ方法としては、既存のモルタルの上にサイディングを貼る工法

サイディングも種類があって、よくあるよくある窯業サイディング、ガルバリウム鋼板金属サイディング、樹脂サイディングなどがあります。

窯業サイディングは最近の住宅の外壁の定番外壁です。

14ミリから18ミリ程度の厚みの1枚3m×45センチ幅のサイディングを貼ってゆきます。丈夫ではありますが重いです。

繋ぎ目がコーキング目地を行います。年数が経つと目地が割れてきたりすることでメンテナンスの時期となります。10から15年前後。

ガルバリウム鋼板サイディングは3m×45センチと窯業サイディングと同じくらいのサイズですが圧倒的に軽いです。

外壁の重さはモルタル→窯業サイディング→金属サイディングの順に軽いです。

モルタルと金属サイディングの差は1/10になります。軽いためにモルタルの外壁に外付けする場合は有効です。

モルタル  36.4kg/m2

窯業サイディング 17.3kg/m2

金属サイディング 3.6kg/m2

アイジー様の資料より

 

樹脂サイディングはあまり関東では馴染みがないですが,

わかりやすくいうとプラッティックのサイディングです。

川沿いの湿気がある住宅などの外壁に使ったりコストがかかる賃貸住宅の外壁に使用するとお手入れが少なく、メンテナンスフリーなので良い商品ですが防火地域やコストが少しかかりますがとても良い商品です。

スマイルでも20年くらい前に賃貸のアパートを樹脂サイディングで施工しましたが、今でも大家さんは会うたび喜んでいただけております。

ゼオンサイディングより
ゼオンサイディンより

北海道などでは雪害などに有効で積もった雪の重みで外壁が割れたり温度差でサイディングが凍結して割れに繋がったしますので樹脂サイディングはその地域などではとても重宝されています。

新築でも防火仕様にすることで使うとができます。

色々とメンテの方法はありますが 全体リノベなどを行う際に、直張りのサイディング等は撤去して新たな金属サイディングや、樹脂サイディングなどが長持ちできる方法かと思われます。

色々と情報を知ることで、20年後にやって良かったと思える情報をお伝えしていますオンライン講座ですので、

お気軽にお問い合わせください。

次回のオンライン講座は4月22日土曜日、5月22日日曜日、6月17日土曜日を予定しております。

井上廣一