リフォームで雨漏れは家を痛めてしまうできるだけ防ぎたいことの一つ。
ただ、部屋の中に水か漏れてくるとわかりますが、外壁面ではとてもわかりにくいのが事実。
その為に判断が遅れがち。
今回はそんなリフォームをしました。
外壁のサイディングの目地は10年過ぎると亀裂や剥離が起きて雨漏れの要因になります
南側は特に日当たりなどが強く痛みやすいのが特徴です。
今回はリビングと洋間の南面のサッシが動かなくなり雨戸も、サッシ自体も動きませんでした。
リビングは4m近い開口で陽はよく入るのですが、長い為に真ん中の壁が下がってきてサッシを圧迫。
その為雨戸も、サッシも行き来ができないので開けっ放し。
台風が来ても雨戸が閉められず、困っていたとのこと。
そこのサイディングも目地が切れていて、内部に水が入ってサッシの上場の木材が腐食してそれもあり下がって動かなくなっていました。
4mの開口が大きいので2つのサッシに分けてその間に柱を追加して、補強をしました。
全面掃き出しを、腰窓に変更、もう一方は掃き出しに。
腰窓のところにはリビング側は壁ができる為に収納を置くことができたりと使い勝っても広がります。
ともにシャッターサッシに変更。
シャッター周りのサイディングは柄をアクセントにしてレンガ調のサイディングとしました。
南側なので、見栄えも一新します。
並びで1.8mの間口の洋間のサッシも開かずの間で工事をする際にサッシが取り外すことができずにサッシ自体のビスを外して壊しながら取り外しました。
そこは外壁は最小限にして、交換。
交換したサッシは内部が樹脂で外側がアルミのアルミ複合サッシでペアガラスを選択。
また外部のサイディングを取り外したときに断熱材を入れ替え50ミリの厚みを密度のある100ミリに入れ替えました。
外壁周りの断熱性と、サッシを交換することでリビングの断熱性能を向上しました。
一緒にリビングと繋がっているキッチンの出窓部分も内窓を入れてさらに強化。
少しでもいつもいることが多いリビングはとても断熱リフォームをやる価値はあるかと思います。
ぜひサッシの動きが悪かったり、雨戸の締まりが悪いなどある場合はトータルに考えるリノベーションが重要だと思っています。
井上 廣一