17年ほど前に事務所を改装した際に、
打ち合わせ室を一般の方にも使っていただいて、
コミュニケーションの場として
スタートしたスマイルカフェ。
その際に前からやってみたかった
映画上映会を、始めた映画が
『かみさまとのやくそく』でした。
それから、いろいろと自主上映の
映画を上映してきましたがコロナが
あって3年ほどできずに
久しぶりの上映会を開催です。
かみさまとのやくそくというと
宗教的な感じのタイトルなので
とてもお誘いをしても、
警戒されてることが多かったです。
横浜の池川先生という以前
産婦人科医の方がまとめた
話が中心となります。
胎内記憶についてのおなしです。
2、3歳のお子さんが、
お腹の中にいた時のことや、
生まれる前のことを話すとのです。
子供たちは絵を描くと
決まって大きな大仏さんの
周りの黄色や赤や、青の人間に
なる前の卵に似た状態がたくさんある
絵を描くそうです。
大仏さんのひとつの光が、周りにあるテレビに
女性の顔がいくつか並んでいるのを見て
どの人がいいの?と問いかけるらしいです。
そうすると、あの人がいいというと、
青い光になって飛んで行ったり、
滑り台で降りて行ったりといくつかの
方法があるらしいのですが、
母さんのお腹の中に来るのだそうです。
子供は親を自分で選んで
生まれてくるんですよ。
たくさんのお子さんが、
同じようなことを話すらしいです。
お腹の中から外のママの声やパパの
声がよく聞こえて気配がわかるそうなんです。
その時の記憶を覚えていて夫婦喧嘩を
している時に、中からお腹を蹴ると、
ケンカを止める、ことも
子供達はわかっているみたいです。(^^;;
ほのぼのとした、なんとも嬉しい
内容の話がたくさんあります。
ドキュメンタリーなので
音楽もナレーターもありません。
でも池川先生の優しい語り口と、
子供たちの素直な言葉を
わかりやすく伝えてくれます。
そういった胎内記憶を海外の
同じ研究者の方々ともっと
世界に伝えてゆきたいと
池川先生は今も取り組んでいるそうです。
今回の内容の中で新しく追加されたのは
海外の学者の胎内記憶とその後の
人生なども繋がっているということが
とても印象的でした。
私は生まれてから経験することで
成功や挫折を繰り返してくるのかと
思っていましたが、
生まれる前の母体の中の影響や、
出産する際の影響などがその後の
人生で肝心な時に行動に対して
ストップをかけていることが
あるのだということも驚きでした。
池川先生が最後の方に
親は、子供に、こんだけのことしてあげたのに、
なんでわからないの!とか
言われることもありますが、
本来子供はそんなことは頼んでいないんです。
それよりもママ!って呼ばれた時に
何もいらないからニコって笑顔で
迎えてあげてくださいといっていました。
それよりも、ママが元気でいつも
楽しいことしたりしてたら、
それが一番子供は嬉しいんですよって。
子供の顔を見たら何も
言わなくても笑顔を見せてください!
今ではスマホが当たり前。
ママって呼んだ時に携帯見つめて、
子供の顔を見ていないことに
気がついてないこともあるなと感じました。
こう言ったことが気づけたことだけでも
いい映画だと私は思います。
少しネタバレになってしまいましたが、
かみさまとのやくそくのタイトルだけでは
伝わらないなと感じて、書かせていただきました。(^ ^)
実は開催を決めてから約1ヶ月半で
全然1ヶ月前には予約がなくて、
ちょっと時代からづれてるのか?と
思いをめぐらせていました。
その後ポツポツと問い合わせが来て、
気がついたら満席。
満席と言っても6畳しかない、
打ち合わせ室での上映会なので、10人も並べば
いっぱいなんです。(^^;;
19日の午前と午後の2部は埋まり。
18日の午前はオンライン講座だったので
その後問い合わせはその日の
午後3時からと夜の7時からの
2部を急遽追加して、参加していただきました。
その日は、うれしい忙しさでした。(^^)
18日の3時の部は3組6名のご参加。
久しぶりだったので緊張の中、
うまく機械が動くかとか、
音が出るかなど緊張しながら、
はじまり、始まりで音がうまく出ずに、
すぐに最初からやり直させていただきました。^^;
無事上映会がおわったら来場者の顔が
それぞれの想いがあったのか、
優しい顔だったのを見てほっとして、
その後映画の印象などについて
感想などを聞かせていただきました。
お茶を飲みながら、雑談をしていると、
何かと趣味や、興味のあるところから
意外と繋がりがあることが判明!
それでさらに盛り上がり、
参加した方々でかみさまとのやくそくの
上映会をしましょうとか、ピアニストの方が
来ていてインスピアノだったかインスピレーションを
得て即興でスマイルのイメージを
図々しくもピアノで弾いていていただきました。
優しく流れるピアノがとても嬉しかったです。
打ち込みで使うキーボードがこんな時に役に立つとは。(^ ^)
最後に皆さんと一緒に記念写真を撮らせていただき
やってよかったなと感じた瞬間でした。
そのあと夜7時からの部では
スマイルカフェの講師の方が中心で3名の参加です。
この上映会の背中を押してくれた
4月22日に行う曼荼羅アートの平本講師
プロミュージシャン水澤講師ご夫婦での鑑賞です。
身内感たっぷりのリラックスした上映会でした。
19日午前中は2組6名でなんと
茨城と東京からの参加の方もいてとても感激です。
6歳と4歳のお子さんもおとなしくしていて、
あまり胎内記憶について話をしたりは
しないといっていましたが、
自分を選んできてくれたのが
とても嬉しいといってました。
午後は2組6名の6人家族と
1歳の赤ちゃんとママさんです。
6人の家族のうち一番下の
2歳の子が1歳の赤ちゃんと
1年違いで誕生日が同じとまた
ここでも繋がりがありびっくり。
6人家族のパパがいつでも笑顔が
大切なんですねと、優しい笑顔で
言っていただけたのが印象的でした。
家族や夫婦、親子で見るとさらに、
自分が親を選んで産まれてきたと
本当に基本的なことを
再確認できる良い映画です。
お近くで見られるところがあれば
是非ご覧ください。
オンライン上映も熊猫堂さんでもみられます。
https://vimeo.com/ondemand/kty2022ja
来場者の方々、たくさんの気づきと
大切な時間をありがとうございました。(^^)
この二日間は私にとっても大切な記憶になりました。
井上廣一