キッチンは便利機能が集約されています。
- 収納
- シンク
- 作業台
- 調理用コンロ
- 換気扇
- キッチン水栓
- 浄水器
- 食洗機など
様々な設備の集合体です。
その中で今回ガスコンロからIHコンロに交換をしました。
IH調理器では当たり前ですが電気で動きます。
賃貸やサブキッチンで見られる、100Vタイプと
一般的な3口タイプでは200Vの電源が必要になります。
分電盤の要領が少ないと東電での工事が必要になりますが、
分電盤等の容量があれば、200Vの工事も可能です。
今回は脱衣所からキッチンまで4mほど離れていて
専用の電線を引き回すのに電気屋さんが天井裏から
床下まで色々と汗だくになりながら進めてくれて
無事専用コンセントが取り付けられました。
外は35度近くあったので、頭が下がります。
今回のIHは日立製のガラストップです。
私の家もIHなのですが、やはりガスのように如くの
凸凹がないので作業台としても広く使えるところが、良いところです。
今回は日立の幅600ミリタイプのHT-N9STFという商品です。
グリルの中の対流がムラなくできることで
外だけではなく中側もしっかりと
火が通る工夫がされています。
グリル専用の容器の下に溝があり
底に余分な油が溜まるようになっているために
お魚や唐揚げなどの揚げ物も
べちゃっとせずに揚げたてのような
サクサク感が楽しめます。
内部も凹凸がなくお手入れがしやすくなっています。
ガラストップの操作パネルなので
プラスティックシートの物より
タッチ感や耐久性が良いです。
3つ口全てIHなのでちょっと
保温の場合は、少し鍋をづらすだけで
効率良く作業が進みます。
ガスの火力が好きなガスコンロ派とお掃除がしやすいIH派とそれぞれ特徴があります。
引き渡し後にお話ししていて気がついたのですが、IHの場合火が出ないので唐揚げなどの場合は牛乳パックを広げた物で油跳ねを防いだりできます。(推奨ではありませんが)
また、IHの場合は炎による上場気流ができにくいので換気扇をまめに活用することをお勧めします。
IHは火を使わないから安全ではありますが揚げ物等の鍋に油が少なく温度を上げると発火することもあるので、適量の油を確認して使用しましょう。
今回はIH交換工事でした。
井上 廣一