名古屋にあるプレイリーフォームと

言う建材メーカーに行ってきました。

 

無垢材の床材や内装材

建具、外壁等を取り揃えてあります。

ここのホームページでは

経年美化と言う言葉が使われていました。

いい言葉ですね。^_^

 

よく言われるのは経年劣化ですよね。

どうしても昭和の時代の建物は

構造的にも今とはだいぶ

変わっているので外壁や

屋根が痛んできてどう

見てもきれいな劣化の

仕方はしてないなと思います。

 

 

そのため塗り替えたり

すればとてもきれいにはなりますが

まただんだんと劣化してきます。

 

現在ではフローリングはシート張りのものが

多く日が当たる所のフローリング等は

色が明らかに変わってきて

傷がつくとシートが

めくれたりとかがあるんですよね。

 

無垢材もものによっては

傷がつきやすかったりしますが

削ればまた新しい素地が

見えてきてお手入れすることもできます。

無垢のフローリングの場合は素足で

歩くときにとても気持ちいい感じがします。

 

無垢材の場合は座っていたりすると

体温が床に移動して

ホンワカとした温かみを感じます。

 

シート張りのフローリングの場合は

座っていてもなかなか暖まらず

冷たいだけなのでカーペットを

敷いたりすることが多いですよね。

 

無垢材を杉板等は日当たりの

良いところとそうでない所は

日焼けをして色が変わってくる

こともあるんです。

 

しかしその色がだんだんと

飴色のように雰囲気が出てきて

無垢材ならではの変化のことを

経年美化と言います

 

あまり多くは無いですが

外壁に杉板が貼られていたりすると

木目が出ていた外壁が少しずつグレーになっていく。

最初は私もグレーになっていく

過程が痛んでるんではないのかな?

と思ったことがあります。

 

しかし実物を見てみると

特に痛んだわけでもなく

風合いが出てきてる

いい具合に見えてきます。

 

このショールームでは

外に杉板が何枚も貼られていて

劣化状況もわかるようになってます。

 

木材を見ていると木目や節など

どれ1つとっても同じものはない

生きていたものを今使わせて

もらっていると言う思いになってきます。

 

本物の味わいや手触り色合いの

変化などが楽しめるものを

リフォームのタイミング等で

ぜひ活用していただけたら

その良さがわかるかと思います。

 

床材のおすすめはコスパが良いのは桜の節あり

また突板と言って15ミリの厚みの上部2ミリほどが本物の板で、

そのほかはベニヤ板となっていてこれも

比較的お求めやすい材料となっています。

 

スマイルでは、オーク材や胡桃の

床板などがおすすめとなっています。

また選ぶ際に板の幅が広いのと、

節が少ない物ほど価格は高めになっています。

 

やはり大きな木を製材した際に節のないところを選別したり、

幅が細いものの方が数取れるということだそうです。

胡桃の無垢材 着色することでおんなじ材料でも表情が違いますね
くるみの板材のアップ 綺麗な木目ですね
杉板の外壁材 2年ほど雨ざらしの状態。
形状が違う杉板の外壁材 それぞれ表情が違いますね。
内装建具もあり取っ手などのパーツも充実しています。
この板の断面の面が薄いですが無垢材でベニヤに貼り合わせてあるタイプはお求めやすいんです。
私個人的にはオーク材の目が好きです
室内建具のみにサンプル無垢材の上に塗装を施しおしゃれな建具も用意してあります。
木目の陰影が光によってさまざまな表現ができる内装材や外壁材
無垢材のサンプルがずらりと壮観ですね。

無垢材のお話でした。

井上 廣一