7月19日に新潟に行き、経営勉強会に参加しました。

『輝き続けられる工務店、エクセレント経営について』という講座です。

今回お世話になりました、オーガニックスタジオの相模社長です。 いい家作るために惜しみなくご教授いただいた感謝ばかりの方です。

参加目的は先人をゆく経営者たちの考え方や、

家づくりを見て、聞いて感じることが一つでもあればと思い参加しました。

モデルハウスの外観

 オーガニックスタジオ新潟という工務店を視察に行きました。

作り込んだ仕切りではなく自然の中の一角を切り取った感じがとても自然な仕上がりです。こういうのが好きですね

名前の通り自然素材で包まれた住宅で、

内部から庭先を切り取ったような

ピックチャーウィンドウに圧倒されました。

天井照明は禁止としていて、

間接照明での演出がされています。

住宅の性能は耐震等級3、断熱等級6が標準仕様です。

 そして、建物それぞれにコンセプトをたてて計画しています。

新潟といえば鉄の加工を思い浮かべますが、

実は土にも鉄分が多いようです。

その鉄分を塗料に使い天井の下地に使ったりしているそうです。

また、障子には積雪地方ならではの製法で作られた和紙が使われていました。

漉いた和紙を雪の上に乗せることでアクが雪に吸収されさらに白くなるのだそうです。

テーブルや椅子に対する高さや形、素材、窓の高さ・・・など

使う人のために試行錯誤して作られています。

通常2階はFRP防水のバルコニーが多いですが木製のデッキでメンテナンスフリーのバルコニーは勉強になりました。

建物に対してデザインや、性能ももちろんですが、

建築に対する愛をとても感じる作品でした。

経営とは奥が深く簡単ではないが、

建築への愛が感じられる住まい造りを

今回の旅で深く感じました。

夜は美味しいお刺身で一杯 !美味しかったー!