15年以上前に1階の断熱、耐震リノベの工事を

させていただお客様からのご依頼です。

リビングは部分断熱改修を早いうちに行ったのですが、

和室側は行わなかったので木製の雨戸が、

がたついて閉めにくいので何とかならないかとの相談でした。

とかく昔から和室は掃き出しが基本です。

西側と南側に窓があり西側の開けている窓が

3メートル近くあり雨戸閉めるのも大変。

それも立て付けが悪くなっている木製。

男性でも一仕事です。

工事前の掃き出し窓 大きく明るいのは良いのですがここで寝るには夏は暑く冬は寒いので断熱改修を含めたリノベーションをしました。2700ミリ幅の大開口。

メインは西側の窓を撤去して腰窓の1600ミリの

幅で高さを900ミリのそれでも大きいですが、

電動のシャッターサッシを取り付けました。

小さくはなりましたが、あかりは十分に入り電動シャッターにしたことで開け閉めにストレスがかからなくなりました

小さくなるので西日の影響も少なく増えた外壁面には断熱材を充填して、

高性能の樹脂窓を取り付けちょうど窓リノベ事業の補助金も活用できるので提案しました。

サッシと雨戸を取り除き窓下地を作成。緑に見えるところはシロアリのホウ酸系の消毒をしました。
内部もサッシを取り付けて和室だと壁の厚みが薄いため入れにくいのですがグラスウールの100ミリの厚みの断熱材を丁寧に藤田大工は切に収めます。^^;さすがです。隙間なく綺麗に収めてくれるので助かります。

南側の窓は1600の幅の掃き出しなのでそのままにして

木製の雨戸をアルミ製の軽いものに変更。

そして内窓を取り付けて和室での寝起きをベットでしているので、

冷気が来ないような配慮もしました。

南側の掃き出しサッシは内窓を取り付けて冷気を抑えます。 外部の木製雨戸は撤去してアルミの軽い雨戸にしました。

木製の雨戸からアルミ製の雨戸に変更できるなら2階の窓も

お願いしたいとのことで、2階も開け閉めができるようにしました。

2階の部屋はあまり使うこともないので内窓等はあえてつけませんでした。

 

1階の和室の西側の大きな窓のところには大切にしていた、

植栽や植木等がたくさんあったのでそれの

お手入れができるように大きめな花壇も作成しました。

シロアリの影響が出ないように足元はブロックを敷き詰めました。
さらにオスモ塗料を塗りできるだけ雨からの保護を目的に塗装をしました。

 

朝目覚めたら電動シャッターの静かな音で日が差し込み

季節のお花の水やりやお手入れが親への中からできるようにと考えました。

 

西側の窓は小さくなりましたが室内からは立って外を眺めるとちょうど良い高さになり窓を開けると木製花壇のおかげで植木に大切にした植物のお世話ができ、楽しみが増えます。 またサッシは樹脂サッシでアルミサッシと比べると熱の伝わり方が1000倍も変わります。和室での寝起きが寒さ等で影響が少なると和室の使い勝手が増えてくるのと、冷暖房の効きも良くなります。

なんとその作業をご近所の方が見ていてくださったようで

2件もお問い合わせをいただきました。

さすが藤田大工!仕事は真面目を絵に描いたような

人なので見ていればあわかるのですね。

 

同時に玄関外部の手すりも介護保険を活用して取り付けました。

 

安全にお花とお友達に囲まれて楽しく快適に過ごしていただけたら嬉しいです!

 

井上 廣一