北鎌倉の明月院の悟りの窓を見てきました。
紫陽花寺で有名なお寺です。
天気も良く、紫陽花は今ひとつでしたが、手入れされた庭がとても気持ち良い空間でした。
建物の中から、外の景色を切り取る借景。
鎌倉や京都の寺院を巡っても建物からみえる、庭の風景をとても大切にしています。
住宅では、光を取り入れることを中心に考えますが、リノベーションを考える時に家の何処に借景を切り取れるか?
を考えたりします。
遠くに行かなくても、自分の家からの庭やその奥に見える景色などを切り取る窓を作れたらいいと思いませんか?
景色がなければ外の庭も含めることもできます。
自分の今住んでいる住まいには、そんなところがないよ!と思うかもしれませんが、
今一度自分の土地のポテンシャルを見つめ直てみてはいかがですか?
そこで好きな音楽を聴きながら、お茶を飲んだり、本を読んだり、
そんな窓と外を繋ぐ空間があったらより暮らし方いかがですか?
ちなみに悟りの丸窓は円相(えんそう)からきているそうです。
円相とは悟りや宇宙、など抽象的な表現として一筆書きで書いた一円相と言う書画があるそうです。
その中には己の心をうつす窓という意味もあるそうです。
また、始まりもなく、終わりもなく、角もなく、引っかかることもない円の流れ続ける動き。
こだわりや、執着から心を解放を導き出す所から悟りの窓と言われているようです。
せっかく住んでいる日本の四季を自宅の窓から眺めることができたら、いいですね。
もしその際の交換する窓はアルミ製ではなく性能の高い、樹脂窓をお勧めします。
そして断熱材もしっかり入れた自然素材の床などで落ち着く空間の演出もお忘れなく。
どうしてもそっちの方にいってしまう職業病ですね(^^;;
自然の力を生かしたリノベーションご相談お待ちしております!(^ ^)