給湯器の交換工事です。

給湯器は急に壊れます。

そうなると、その日のキッチンのお湯やお風呂に入れなくなります。

給湯器の場合、壊れる前兆があります。

 

外に出てお湯を使っている時にガス臭くなる。

または、お湯を使っている時に急に水になる。

給湯器の音が大きくなる。

そんな症状が気になった場合には早めの交換をお勧めします。

 

給湯器を交換する際には必ずエコジョーズタイプを選んでいただきたいです。

下記の図がエコジョーズの仕組みです

排気熱を利用して効率良くお湯を作るようになっています。

従来の給湯器からエコジョーズに取り替えるだけで年間25000円お得になります。

 

エコジョーズとは従来の給湯器よりも効率が良くなっている給湯器のことです。

特にプロパンガスの地域の方々には単価が高いのでガス代を抑えることが必要です。

エコジョーズは内部で2段階でお湯を沸かす仕組みになっているのでガス代が節約できます。

多少金額は高いのですが今ではエコジョーズが一般的になっていますので確認してください。

 

ちなみにエコジョーズとはメーカー問わず業界的に効率が良くなっている給湯器のことをさしますので、リンナイ、ノーリツなどでもエコジョーズはあります。

 

給湯器には容量があります。

16号、20号、24号とありそれぞれ仕様用途により分けられています。

 

独り住まいなどのアパートなどではお湯の使用量などが少ないので16号でも良いのですが、キッチン洗面がある場合は20号。

24号はキッチン、洗面、風呂の追い炊き、シャワーなどがあり4人家族以上の場合には24号の給湯器の容量が必要です。

もちろん安いからといって、16号で4人家族の給湯器を使うと湯切れがして使い勝手が悪くなることもあるので気をつけてください。

給湯器のリモコンも種類があり、スマイルが進めるのはインターホンリモコンです。

給湯器を付ける際には2つリモコンがベットでつけられます。

一つはお風呂場の中にあります。

もう一つは決まってはいませんがキッチンあたりについていることがあります。

また、ついていない場合には付けることができます。

構造や位置については難しい場合がありますが、追加することは可能かと思います。

例えばお風呂に入っていてシャンプーが切れてしまった時に内部リモコンからキッチンのリモコンにボタンを押して持ってきてもらうように話しかけることがあります。

 

また現在では見守り機能などがありお風呂でののぼせてたりことを防ぐ場合にセンサーがついてキッチンのリモコンで確認することができることもあります。

インターホンリモコンの場合にはキッチンから返答をしたり呼びかけたりすることもできるので、安心です。

どうしても給湯器は急に壊れると機能などは無視してとりあえず取り付けてしまうことがあるので、できるだけ10年から15年以上立っている場合には早めの交換の検討をしていただきたいと思います。

 

ガス給湯器にはエコキュートに似たハイブリッド給湯器があります。

リンナイやノーリツのハイブリッド給湯器は通常は電気で沸かして足りなくなったらガス給湯機が賄う。

こちらがリンナイのハイブリッド給湯器の50Lタンクです。

 

光熱費のシミュレーションなどもできるので長い期間や光熱費を考えたら検討の余地があるかと思います。

シミュレーションができるページはこちら

4人家族でプロパンガスのでハイブリッド給湯器と従来の給湯器との差が上記のグラフになります。

年間のランニングコストでいうと59300円/年もの金額が変わってきます。

10年間で593,000円にもなりますね。^^;

この表はハイブリッド給湯器の施工を含めた金額が100万になっていますが現在では半分ほどになっていますので、もっと回収効率は良くなっていると思います。

ちょっとした投資にもなりますのでご検討する価値はありだと思います。

井上 廣一