玄関はその家の顔などと言われますよね。
年数が経つとドアの締まりが悪くなったり、ガタつきなどが出てついつい、
強く閉めたりして余計ひどくなってしまいます。
玄関ドアは今ではカバー工法と言って、全てのドアが対象ではありませんが、
ドア枠を残したまま、壁など壊さずに交換ができます。
ですので、あらかじめ採寸をして、オーダーでの注文になります。
今回は断熱リノベの物件でしたので、断熱ドアでかつ風が取り入れられる採風ドアを取り付けました。
通常玄関ドアはアルミ製品が多いのですが、断熱ドアはドアの内部に
断熱材等が充填されており内部に樹脂を採用したりと熱を伝えにくい作りになっています。
断熱タイプでない玄関ドアだと、外部の熱の伝わりってしまうために、冬は寒く、夏は暑くなります。
また今回は西側の玄関だったので断熱を提案しました。
アルミの熱伝導率は樹脂や木材に比べて1000倍もの熱が伝わりやすくなっています。
また玄関は開口部としては大きな面積を占めています。
廊下から玄関にかけて冬場寒いのは外部の冷気がアルミドアを伝わって入ってくるのと、2階に登る階段があると2階の冷気も1階に降りてくるために、とても危険な場所になってしまうんです。
暖かい部屋から寒い廊下に出たりする際にヒートショックなどでの事故も多いのはその原因もあります。
以前は採風ドアは開口部に隙間ができるために断熱効果が薄れて採風ドアは断熱ドアには入らなかったのですが、現在では開口部に気密が保たれるようにロックがついていたりとよく考えられているものがあります。
玄関には近くに窓がある場合、玄関の採風タイプをつけることにより、
窓を開けることで6倍もの換気効果があります。
なんと玄関ドアに採風機能があると換気量が6倍にも!YKKAPドアリモカタログより参照
今回はYKKAPの商品を採用しました。
デザインライナップもたくさんあるのでおしゃれなドアや機能を選ぶこともできますので
参考にしてください。
玄関ドアや断熱リフォームなどのお問い合わせも随時受け付けております。
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井上 廣一