年明け初めの勉強会に岐阜に来ています。

半年間の学びも、今回を含めてあと2回。

全国からと言っていいくらい広範囲からの工務店さんが参加されています。

だいぶ皆さんと打ち解けてきて、講義の後の懇親会もたくさんの情報交換等ができました。

今回のテーマは本質改善型リノベーションです。

大きな話になりますが、地球上に住んでいれば朝が来て夜が来て日本は四季があり、暑くもなり寒くもなります。

冬はコートを着て夏は半袖になり、服装が式で変わります。

しかし住宅は寒くても暑くてもコートを着せることも薄着にすることもできません。

太陽が昇って沈むのも角度や時間もし気により変わりますが毎日陽がさします。

その太陽の日差しを有効に住まいに生かしたい。そんな設計の勉強会です。

太陽の日差しと各部屋の温度。当然北側は温度が低くなるのでどう対処すれば良いのかを検討できます。

 

よくわからないかもしれませんが、窓って当たり前についていますが、本当にここにこの大きさで良いのか?

と思ったことありませんか?

うちはここが一番日当たりいいけど家の中には入ってこないので、冬は寒いのよ。とかよく聞きます。

住んでいる人は一番よくわかっている事だと思います。

既存の住宅の各部屋の温度がわかります。

そんな時に今では便利なものがあり、気象データーから全国の気温や風の向きなどを取り込み住宅の図面を入力して365日の太陽が出て、どのように家の中に入り、どのくらいの温度になるのか?ということがパソコンでシミュレーションできます。

家の中に日差しがどのくらい入ってくるか?のシミュレーション

日差しがよく入る場所に居場所を見つけてゆく、そこにリビングやダイニングを持ってゆく。

そして家の中から外のつながりを作り、家の中を一番居心地のいい、場所を作る。

その際には、耐震性、断熱性、耐久性、収納力、日差しの入れ方など相対的に、検討をする。

そんなことを学びに来ています。

今までも取り組んではいましたが、何をどうすると、良い住まいに活かせるのか?

そんなヒントがたくさんある学びです。

その内容を性能向上リノベーション講座として、1月から3月まで月一回行います。

新築かリフォームか悩んでいる方には最適なヒントになる講座だと思っています。

ぜひご参加ください。こちらから。

 

井上 廣一