これから主流になるAIで住まいに関する問題点を聞いてみました
一般的な5つの問題点を挙げてみます。
- 狭いスペース: 特に都市部では、住宅のスペースが限られているため、家具の配置や収納スペースの確保が難しい場合があります。
- 騒音問題: 隣人からの騒音や交通音など、外部からの騒音が生活に影響を及ぼすことがあります。
- 保守と修理: 家は時間と共に劣化します。そのため、定期的なメンテナンスや修理が必要となります。
- エネルギー効率: 古い家や設計が不適切な家は、冷暖房効率が悪く、エネルギー消費が多くなる可能性があります。
- 安全性: 地震や台風などの自然災害に対する耐性が低い家は、安全性の観点から問題となることがあります。
以上の問題点を解説してみたいと思います。ちなみに戸建て中心とします。
狭いスペース
これについては、物理的に
床面積が小さい場合と
間取りが悪い場合
敷地のいっぱいに建てられている
収納に箪笥などをおいて使っているなど。
床面積が小さい場合には
大きくはできないので
しょうがないですね。^^;
狭い場合には対処方法として
抜く、透かす、兼ねるを利用すると
良いかもしれません。
抜くとは横に抜く→壁を取り隣の
部屋につながるようにする。
この際にやたら壁を取ると
耐震性能に関して問題があるので、
柱や筋交は取らないで壁を剥がす。
耐力壁といって壁自体が地震に対して
取ってはいけないところはダメです。^^;
でも目の前に壁があることで
圧迫感が出るので、間取りを
再構築する際に考えられることです。
★上に抜く→天井の高さを高くする。
もしくは吹き抜けを作ることで
開放感があり窓があれば1階で
陽が当たらない立地では
吹き抜けは気持ち良いです。
ただ、断熱性能が低い住宅で
吹き抜けを作るとただ寒くて
夏冬の光熱費がかかりますので
断熱、耐震とセットで検討をしましょう。
★透かす→上に抜く吹き抜けに格子の床をつけることで
床としても使えたり、光も落ちてきます。
格子の間やグレーチングといって
道路の側溝等に使われる鉄の網状の
ものを入れたりすることもでき、
あかりが格子の模様を映し出して
太陽の動きで影ができるのも
アクセントになります。
兼ねる→これは部屋を無理に作るのではなく
二つの部屋を一つにしてそれぞれの
居場所を作るようにすると広がりができて、
小さな書斎件趣味コーナーなどできます。
これは考え方を少しだけ工夫すれば
小さな収納も隙間を見つけて
いくつか作れると片付けやすくなります。
また、その際に窓など移設は
簡単ではありませんが、
外が眺められ隣の目線に配慮して
緑の植栽を置くことで、
より落ち着いた空間になります。
ただしただ単に壁にサッシを
取り付けるには外壁や内壁
耐力壁など色々と配慮しながらもしくは
予算等もしっかりと計画立てることが大切です。
よく部屋単位のリノベーションや
1階だけをリノベする際には内部の
壁を剥がし断熱と耐震を含めたリノベを
することで狭さを解消できることも
あるので、参考にしてください。
5つ紹介しようと思いましたが一つ目で
たくさんになってしまったので
1件ずつ紹介してゆきます。^^;
井上 廣一