2023/11/18(土) 午前10時~12時 オンライン開催

ただいま事務所の看板の交換工事を行なっております。

足場がかかっているので社名が分かりにくいのですが、今回も月回のオンライン講座を開催します。

今回はキッチンと収納と水回りのお話です。

キッチンは間取りと大きく関わるところ。

盛りだくさんすぎます。^^;

キッチンの計画は新築でもリノベでも悩みが尽きません。

簡単に概略を。

キッチンのお話は間取りとも関わってきます。

既存のキッチンの入れ替えだけなら、問題ありませんが、使い勝手が良くなるようにするには、収納との関係が大切です。

キッチン自体の機能として引き出しタイプか扉タイプか。

引き出しの方が収納力と価格はアップします。

定番の引き出し収納。収納の位置も使い勝手に大きく影響します。

扉は奥のものが取り出しにくいという難点もありますが、百均等で扉の収納内を綺麗に並べたりする収納もあります。

またキッチンの形。I型、L型、2列型、アイランドタイプなど様々です。

I型は1列で背面に収納があるタイプ。

この際に気をつけるのがやたら長い3m近くの長いキッチンがありますが、動線が悪くなります。

キッチンの動線を考える際には三角の動線を当てはめると良いです。

I型の場合は食材をシンク横のカウンターで準備してその際に野菜を切った際の水切り、お肉等を乗せるボール、様々なアイテムが並びます。

キッチン自体のカウンターでは乗り切らない場合シンクのところの水切りがあると仮に置けたりすることができます。

シンクのところに水切りがあるタイプ。シンクの中で2段になっているシンクなども参考にする価値あり。

コンロで煮炊きする場合にも盛り付けするお皿など、置く場所がないことがあるので

振り返ったところに、収納兼作業台が便利です。

その際の動線は流しから横にコンロに動き振り返り収納からお皿を出して、盛り付ける。

I型のキッチン例。背面に収納とカウンター。キッチンと収納のスペースも750ミリから800ミリあたりが1人なら使いやすい。

食卓のテーブルがそこからあまり離れていてもそこにゆくまでの距離も少なく慣れば動きの少ない動線になります。

なので長くなりましたが、I型キッチン一つとっても様々な対策があるのです

新築でもリノベでも、キッチンだけではなく、間取りから見直すことも重要です。

家事をする際にキッチンから見える風景などあまり考えたことないかもしれませんが、

洗い物しているときに窓から見える植栽や風景なども計画に入れると長い時間キッチンの前に立つ方のことを考えると、キッチンは作業場ではなく居場所にもなるのだと思います。

お隣の外壁を見ながら雨戸閉めっぱなしの窓はリフォームや新築の際には検討したいところですね。

ブログではI型しか取り上げられませんでしたが、やりだすととんでもない量になるので、キッチンでお困りの際には既存の間取り図があると検討しやすいですのでお気軽にご相談ください。

お時間のある方は18日10時よりオンラインで2時間しかありませんが、少しでも参考になる情報が届けられたら幸いです。

ご参加はこちらから

 

井上 廣一